反転流の周りが釣れる理由
岩のまわりにできた反転流は、水の動きが複雑になり、エサがたまりやすい場所になります。
流れが速い沖から押し寄せてきた水が岩にぶつかると、
その裏側では流れがゆるくなり、プランクトンや小魚が一時的にたまります。
つまり、反転流のまわりは――
👉 エサが集まる「休憩所」+「食事処」みたいな場所なんです。
ヒラメがそこにいる理由
ヒラメは流れの中を泳ぎ回るタイプではなく、砂に潜って待ち伏せするハンターです。
流れが弱く、エサが自然に流れ込んでくる反転流の中や、その**境目(ヨレ)**は、
ヒラメにとって「待っているだけでエサが来る絶好のポジション」になります。
だから、岩のまわりや反転流の出口付近は、ヒラメがつきやすい“おいしいスポット”なんです。
反転流は「生きている流れ」
岩やテトラのまわりにできる反転流は、潮の動きや波の強さで形や向きが少しずつ変化します。
だから、ただ「反転流があるから投げる」ではなく、
“流れが一番効いてる瞬間”を狙うのが大事です。
